名古屋、暑すぎないか?
名古屋の街が暑すぎる
この本州の中央付近に存在する街は名古屋と言い、広さ326.4K㎡の都市です。この広さは皆さんが愛してやまないスパイス国家、グレナダに匹敵する広さです。
自動車製造業を中心に工業が発達している他、農業も盛んに行われており、全国住みよさランキングにも上位に入る程の都市ですが、この街にはとてつもない欠点があります。
それは壊滅的な夏の暑さです。
一般に厳重警戒レベルの暑さと呼ばれるのが31〜35℃と言われていますが、夏の名古屋はこの気温を余裕で突破し、あろうことか連日35℃越えを叩き出しています。
異常なほどの名古屋の暑さは日本最南端の県である沖縄県よりも暑いと例えられます。
ではなぜこのようにバチクソ暑いかと言うと、愛知県の西から吹いてくる風が鈴鹿山脈の山にぶつかった結果、乾燥してバチクソ熱くなった空気が吹き荒れる「フェーン現象」が発生するからです。
さながらサウナの熱波の如く吹き荒れる熱風ですが、名古屋の人々は異常な暑さになる事を昔から知っている為、地上を歩く事をやめました。名古屋の街は地下街が発達しており、名古屋人は暑さから逃れる為に避難し、頭がおかしくなったのか避難した先で激辛の台湾ラーメンを食しています。頭がおかしいとしか言いようがありません。
また、松尾芭蕉の句にもある通り、セミの鳴き声を聞いて涼もうと思い名古屋で聞いてみると意外な事実に気付きます。それは夏の風物詩であるミンミンゼミが居ないという事です。ミンミンゼミの幼虫は乾燥した土地を好みますが、この名古屋ではイカれた夏前の湿度のせいで全滅します。変わりに名古屋にいるセミはクソやかましいアブラゼミとクマゼミのみです。ただでさえ暑苦しいのにこのクソやかましいセミの声を聞くと意識が遠のくようです。
しかし、この暑さの中でも平気な生き物がいます。
それが、ダチョウです。
ダチョウの住むサバンナは最高気温50℃にも達し、逆に夜間は0℃にまで急激に冷えますが、それでもダチョウは持ち前の強靭な生命力で生き延びます。
しかしこの強靭な生命力と引き換えにダチョウは大事なものを失ってしまいました。
それは脳ミソです。
ダチョウは強靭な肉体と引き換えにクルミ程の脳ミソを獲得したため、最早考える事も覚える事もできなくなりました。
群れの仲間が入れ替わっていても気付く事はありません。1度走り始めたら自分が何から逃げているかも忘れひたすら走り続けます。
これが人が住むには暑すぎた街、名古屋です。
参考: