おっすおっす
今日でアポロヌスカップも最終日ですね
先日、グランドデビルのデッキレシピを解説し、その後僕も遂にマスターに昇格することができました!
使用デッキは勿論、グランドデビル...ではなくデアリゲキメツでした(大魔王ウラギリダムス)
で、しばらくマスターで回し続けて最高レート1,571、最高順位1296まで到達できました
ちょっとマスター到達遅くてこれ以上盛れませんでしたが自己最高レートなので興奮のあまり筆を取りました
ランクマッチ戦績を数えてみたところ70戦中41勝29敗、勝率に直すと約70%という感じになりました
とても回すのが簡単で分かりやすく強い、良いデッキ(自画自賛)なのでここにまた解説記事を書いておきます
前回不評だったのでお遊びはクビだクビだクビだ
デッキと構築に至る経緯
デッキはこんな感じ。
グランドデビルの解説記事の終わりにクローシスゲキメツのレシピを上げましたが、あちらのデッキタイプ自体に難点を感じたのでこっちに移ってきました。あっちが作れればこっちを作るのは造作もないのでこっちも試せます。ゲキメツの汎用性が良いね
さて、クローシスゲキメツの弱点の生まれた原因はズバリ、クローシスゲキメツが流行りすぎた事に起因します(意味不明)
クローシスゲキメツはコントロールとしては破格の破壊性能とハンデス性能を持ちますが、一方でマッドネス(提督サイクルとかアーク・デラセルナのあの効果)が重いという弱点を持ち、ハンデス性能が高すぎ、かつハンデスのほとんどが相手に選ばせる性質上マッドネスを異様に踏みやすい弱点があります
結果盤面と手札のアドバンテージが開いて追いつけなくなり負けというパターンが多いです
あと単純に時間稼ぎが得意だけど速度で負けるパターンもよくあります
今回のデッキはハンデス要素を減らし、その部分をマナブ―ストに充てています
結果水が抜けてデアリカラーになりました
デッキ相性
結構環境が深まってきて環境の解像度が上がってきました
グランドデビル・・・有利
クローシスボルコン・・・五分~有利
アガピ天門、赤白アポロヌス・・・五分
ドリームメイト・・・不利~五分
グレートメカオー、グールジェネレイド系ドラゴン、
速攻系(赤白、赤黒)・・・トリガーのご機嫌次第
こんな感じ
環境のボリュームゾーンを適宜抑えつつ不利の少ない感じにできたような気がします
パーツ個別解説
計6枚のブースト札。ライフのトリガーに救われることは時々あるが石板のパンプに助けられるのは少ないのでこの配分
こいつらの使命はなんといっても2ターン目のブースト。このブーストは大変意義が深く、かつこのデッキの安定性を大きく上げる役目がある
このデッキの主要な動きとしてティルニア→のろいとテラーに繋ぐコンボがあるが、その際にフェアリーライフを使えていないと2ターン連続で単色カードを手札に置く事になり、一手遅れた為に負けるパターンが多発する。先に1マナ置いておく事で動きの安定性を上げる結果につなげる
また、ライフ→青銅orティルニア→のろいとテラーの後に余ったマナでブーストすると次ターンには手札消費無しでゲキメツに届く。相手の6コス除去が届かないうちにゲキメツを立てておくとこの除去に失敗した場合、相手のシールド4枚とマナ2枚を持っていく事で圧倒的アドバンテージの差で優位に立てる
つなぐ。
このデッキでの彼の使命は二つ。マナブ―ストとのろいのコストになることだ
そして単色なのでライフ使う時も埋めれて便利
ゲキメツで復活させる事もできて偉い
ワタシの力を使うのギャー!
あんよがセクシー妖精。
プレイの際には青銅かこっちかを選択することになる。マナに置くカード的な問題が無ければ差別化点はマナターボのタイミングと除去のオマケが付いてくるかどうか
こちらを優先して出したいのはアポロヌスやクローシスゲキメツ、メカオー、ドリメ(ベア子姫で泣くハメになりがち)
二面の除去が必要な時はこちらから優先して出せると良い
ゲキメツのリアニメイト先として選ぶ場合もマルドゥクスで二面除去が行えるか否かが焦点になる
数多のデッキをこのカードで粉砕してきた
序盤に使うとマナが減る結果となって少々使いにくいが、呪文比率の高いこのデッキであれば生き物がマナにおらずデメリット無しで使える場合もある。初手なら埋める方が安定。
猛威を振るうのは中盤以降。わずか3コストでパンダネルラやザーディアまで射程圏内に入れられるのでその突破力はかなりのもの。回収効果でマルドゥクスを拾うことで二面除去も可能
終盤に至っては10マナ以上を抱えた上で除去とスピードアタッカーの用意を同時にこなす壊れカードと化す。
不用意なマナブ―ストのケア、ハンデス避けにマナに埋めた生き物の回収用としてピッタリなカードだった
タグタップ君が隕石みたいになっててかわいそうなイラスト
砕け散れ
スピードアタッカー付きのディオライオス
わずか4コストにして相手のパワーを無視した除去が可能。但し「死の宣告」と同じく相手が横に並べるタイプのデッキだと除去が思うようにいかない場面も。アガピトス君とかパンダネルラ君にはよく煮え湯を飲まされている
このカード自身を破壊せずともティルニアを破壊することで二面の除去が可能になる事や、破壊の必要が無ければ場に残す選択肢もあるので適宜判断しなければならない。後者は特に終盤相手にトドメを刺す時などによく行う
このデッキではゲキメツの召喚時に墓地にいない事が多く、そこだけ難のある感じはあった
破壊効果の付いた邪魂創世
ティルニアと合わせるとイカれたアドバンテージを叩き出す
ドローソースがこれ以外に存在しないデッキなので早めに発動して手札に困らない状況を作りたい。また、長期戦になるならば1試合に2回は使用したい
引けなくて悲しみを背負う場面が多すぎて涙を流し続けた
汎用トリガー計10枚
速攻きついのでトリガーは常に多めに
10マナ程度まで伸びるデッキなのでマルドゥクスと合わせて2面除去もできる
速攻系のデッキに対しては常にスクラッパーをお祈りしているので、後述のアルバトロスを抜いてスクラッパー4の方が強いかも
お前は宝に触れるかなァ↑~?
フェフェーイ!!
お楽しみの時間ダァ・・・何が出るかなァ・・・?
お宝に食われる気分はどぉー↑だァー!!
煽り性能が高すぎる
種族も見た目も設定も何もわからない謎の煽り能力だけが突出したクリーチャー
このデッキの最強の1枚。ゆえに抜く事ができず1枚のみ存在している
初手から手札に来たら迷わずマナに埋める事ができる。序盤~中盤にかけては安定したマナ基盤として大いに役に立つ。地味にドルバロムを食らっても赤と緑を残すことのできる唯一のカード。緑が残せるのはこいつだけ
そして終盤以降こいつはイカれた活躍を見せる
翡翠と紅玉からサーチされ、(煽りながら)着地、ゲキメツの隣で相手をあざ笑いながら(煽り)トリガーを受ける。破壊されると(煽りながら)殴れるやつが二倍に増える。意味が分からない。SA付与を付けたせいでマルドゥクス以外のやつも殴れるようになるのが良い
その性質上コントロール相手の除去合戦になった時に非常に強い。あと一体アタッカーがいれば勝ち!の盤面で破壊されないのが強烈
実際あった試合では相手の盾1枚の状況で登場、颯爽と相手のアタッカーにぶつかり稽古を仕掛け自爆、アタッカーを二体増やし、ゲキメツの割ったシールドからサーファーを踏むも増えた打点で勝利をもぎ取った
リアニメイト効果は結構複雑で、同一クリーチャーを二体蘇生はできない。また左から順に蘇生されるので注意が必要
墓地が肥えていない時に使うと青銅1体しか蘇生できない時がある。グールジェネレイドに近い感覚でそれでも強いけど
抜いたほうが構築が丸くなるのは間違いないのだが最後の最後まで抜けない上に結果に直結するような活躍をしまくるのでこいつが好きになってきた
2枚以上はいらないんじゃないかな、多分
金色の炎に焼かれるがよい!
なんで紙の禁止級カードをそのまま刷ってしまったのか。案の定ボルバルみたいな感じになってきてんよー(あれよりはマシ)
誰もが認める最強のフィニッシャー。早期ターンに投げつけらればそれだけで雌雄が決する試合も多い。1度攻撃を通すとそれで試合終わりまである
序盤はマナで休んでてもらって、終盤に翡翠で回収されてからが彼の本番。たまに除去で相手の手札が枯れた瞬間に早投げして一瞬で試合が決まる時もある
相当の盤面差がついていない限りとにかく相手がこいつの除去を最優先に動くのでその次のプランが立てやすい
もう言うことの無い完璧なアタッカー
3だと多い感があるのでこの枚数
書く事がとても多いが、まずはゲキメツ単体から
生まれし魂よ・・・我に従え!!
4以下のリアニメイトを使えるので純粋に二体が並ぶ感じになる
リアニメイト先で強いのは勿論マクスヴァル。ゲキを場に出しつつ相手のクリーチャーを減らす事ができる。また、青銅でマナを伸ばしておくとサファイアを出しやすくなったりゲキメツのリンクと除去を同時に使いやすくしたりできる
地味にこいつにも手札破壊効果あるの知らなかったってぐらい殴らない。生存したら次ターンはノータイムでリンクしてもいいぐらい
刮目せよ・・・神の業火なり!!
こちらはバーストショットのような2000火力。並んだ小型はこちらで一斉に除去を行う
殴ると6000火力が出るのはさっき知った
という二種を状況に応じて選ぶ
大型に対してはゲキ、小型に対してはメツで盤面のアドバンテージを引き離す
竜極神、ここにあり
撃にして滅!!
撃滅拳!!!
こいつらが合体すると更にバジュラのようなランデス効果が付いてくる
このデッキの理想的な動きとして
2tライフ→3t青銅→4tのろい、ライフ→5tゲキorメツ着地→6tゲキメツ
がある。多くのデッキのデーモンハンドを超える速度でゲキメツが着地し、そのままランデスが始まるとまた除去が難しくなる上に相手から除去以外の一切の動きを制限できる。シールドで受けると残りの盾が一枚となりメツの効果で出た何かで最後の盾を破壊、マルドゥクスでその次にトドメというのも普通に起きる
ゆえにこのカードは早投げにおいて最強(諸説)
基本二回も殴ったら勝っているので適当に投げつけるだけで強い
あと忘れがちなのが14マナある時は即出しできる点。この場合、SAまで付くので更に強烈になる
マナブ―ストで1枚落ちる(回収不能)ので1試合に2枚しか使えない。増やしても良いかもしれない
デッキの回し方
割と各カード紹介に書いた通りではある。
ブーストからゲキメツの早期着地を狙う。あとはマナ差でこちらの手数を増やして勝つのが基本的な流れ
手札が切れるので割とトップに運命かけながら試合してます(小並感)
気を付けるべきプレイとしては序盤のマナの埋める順とティルニアと青銅の選択、ティルニアをマクスヴァルで破壊したときの挙動ぐらいかな(当然だけどマクスヴァルの効果処理が先。逆の方が有難い場面が多い)
不採用カード
バジル・・・不用意なハンデスでマッドネス踏むと返せなくなる対面が多いので不採用。マナを伸ばすのにも邪魔
ガレック・・・とはいえハンデス札は欲しかった。ドリメが手札にパンダ抱えてるのわかってるのにハンデスできずに負けた試合も多いので。限定的な使用に留まるので採用しなかった
おわりに
シンプルかつ強い動きのデッキができて大満足(対面した相手のレシピ参考にしてるけど)
アポロヌスカップも終わりなんで次も頑張るぞー!と思ったんですけど、ポケカの愛知CLが開催されるようなのでそちらに戻ります。じゃあな(マルドゥクス並の挨拶)
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