「ほげぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」
CLを一週間後に控えた日の出来事であった。齢26にもなろう男の叫び声がどこからか聞こえてくる。
彼には戦う意思はあったものの、戦う為の剣が無かったのである。
これはこの男が当日までに何を思い、どう戦ったかの軌跡である・・・・
(※一門環境考察記事から来た方へ 本記事はよつぎ特有のネタ記事です。デッキ解説までが長いので適宜読み飛ばしをお願いします。)
時は現在より遡り、9/27頃・・・
一門杯の結果を受けて我々一門調整班はCLに向けた練習と考察を行っていました。
周囲の調整班はセキタン班とダイナ班に分かれCL目掛けて各々調整を開始しました。
一方よつぎ、この日の練習にて候補のつもりでいたセキタンがあまりにもよつぎのプレイスタイルに合っていない事実が発覚致しました。
シン君「オラッ!!!そこ出したらアカンやろ!!!!」
よつぎ「ふぇぇ・・・」
ハレ君「ここは当然これ持ってくるでしょ?」
よつぎ「お、おう・・・(狼狽)」
セキタンザンというデッキは主にマグカルゴの特性じならしで山札から毎ターン好きなカードをサーチした上で、プラン取りを決め、動きの固めていきます。火力は条件を整えてもそこそこ、ワンパンという選択肢を能動的に取りにくい防御寄りのデッキです。
特にミラーの練習をした際にボロが出まくるという有様でした。
この後、考察途中のピカチュウを煮詰めるのですがそもそもこいつがどこに対して強いのか練習をすればするほど分からなくなっていきました。一門の当日の環境予想でもセキタンザンが多い事が示唆されており、ピカチュウには向かい風でした。
と結局三ザシを握る感じになりましたが、ここで問題が。
セキタンザンに一向に勝てません。
・・・というのも調整メンバーのセキタンザンには三神ザシアンに対する秘策があり、その秘策を絡めるプランを遂行されるとほぼ負けになってしまうのでした。
よつぎを苦しめたセキタンザン(CL21位&25位)の記事はこちらから(一部有料)
頭を抱えていたらゼンジャー大先生(職業:神、マンゴ、イケメン、聖人、天才、一留、FACE THE MUSIC)が愚かな私めにデッキを授けてくださりました。
以後、セキタンはバターのように切り刻めるようになり、愉快鵜飼といった感じでした。
要改造との事だったのでこれを練り、CLに臨む事にしました。
レシピがこんな感じ
この時の三神ザシアン(三神にちなんでそのうち空間と全能の三神ザシアンも作るかも)はスタンダードな三神ザシアンに環境を見て多少のチューンナップを施してあります。
チューンナップ部分について解説します。
セレビィV
オルジェ込み2エネ180点を出す化け物。180点という打点ラインはちょうどクロバットまで取れるラインであり、動くのもソーサー+付け替えでいいんで楽ですね。クチートと違って相手にケアされにくい180点なのもgood。特筆すべきは草タイプという点。流行りのセキタンザンにオルジェ込み360点をぶち込めます。ノーガードセキタンならそのまま持っていけますね。また、噴火弾で取られるといった点もうねりがあれば気にしなくていいので二発360点をぶち込めます。気持ちい。
更にアグロプランとして、セキタンザンデッキではセキタンが前でエネルギーを貼って先手番を終えることが多くあります。その際、後手1からセレビィで吹き飛ばすと相手の全プランが崩壊します。オススメ。
混沌のうねり
本来ならトキワの方がいいんですが、環境に厄介なスタジアムが多い事、特に流行りの無人でデデンネ止まって停止が一番弱いのでうねりを選択しました。調整中に1から2になりました。トキワの代わりにスピナー入れてます。
水1オーロラ3 オーロラは元々2だったのですがオルター言った後拾えなくてセレビィの使えないのが気になり増量。なんでこのレギュマルチ付け替え無いの
各環境デッキとのプランを書き殴っておきます。
三ザシ(ミラー) 先にオルジェ言えた方のほぼ勝ち。もうコアバリアとかボムとかそういう先手後手を返すアイテムはどの三ザシにも搭載されなくなりましたね。デデンネにお守りを付けると若干勝ちを拾いやすくなります。
ムゲンダイナ 後手1ないし先2でのオルジェをし、返しのターンお祈りです。お守りを三神に持たせましょう。三神が吹き飛んだら裏のクロバットを2体食べるぐらいしか勝ち筋がありません。クチート等を使って少ない要求でクロバットを食いましょう。
逆に三神のワンパンに失敗した場合は三ザシ側に分のある試合になります。3+3プランの他、ムゲンダイナVMAXを食って4+2プランがいけます。前のムゲンダイナにアルティメットレイをぶち込みましょう。
セキタンザン 後手からアグロセレビィを決めて2+2+2プランを狙います。オルターをしても前の三神が急に倒されることはまず無い為、アルティメットレイでダメージ入れておいてからセレビィぶつけても良いと思います。裏を三回食う2+2+2プランは要求が高めな上に多分失敗するんでやめた方が良いと思います。
子ズガ いや~きついっす。今回は少ない読みでした。うねり+マリイで事故を狙うしかないです。オーロラ入りなのでクワガノンとかも採用できたかも。
ルカザシ とにかくフルメタルウォールがきついので早期決戦を狙います。いうてもやる事は普段と変わりませんが。
と解説はここまでにして当日のマッチアップを書いていきます。
1戦目 ムゲンダイナ 勝ち
先2からオルジェをしたら後2のムゲンダイナが要求を満たせず三神生き残ったので4-2プランで勝ち。当日のムゲンダイナはコントロールに寄ったものが多く、要求を満たしにくかったのかなと後で思いました。
2戦目 三ザシ 勝ち
ヤレユータンスタートしたらセキタンザンと勘違いしたみたいでデデンネが出てきてくれました。きっちり後手1オルジェ決めて勝ち。余談ですが、対戦相手の方がフォロワーさんの彼女さんだったらしく対戦後仲良くなりました。ポケカのトーナメントシーンに一緒に来れる彼女って素晴らしいなと思いました。前世でどんな徳積んだんでしょう。
3戦目 ムゲンダイナ 勝ち
これもオルター後の要求が満たせずそのまま粉砕。最終局面でボスをワタシラガで拾えば勝ちの盤面だったのにあいつサイドに落ちてて僕を怒らせてきました。デデンネで結局拾えたのでセーフ。デデンネ is GOD。
4戦目 子ズガ 負け
相手のハンドがめちゃくちゃ良かったっぽくてこちらがオルター言えずもちょもちょしてる間にビーストブリンガー+サーカス350点で負け確定になりました。
5戦目 レシリザ 負け
配信卓にも出ていたあのレシリザの方ですね。今回の大会であの完成度のデッキを持ち込めるのはほんとにすごいとしか言えません。称賛。
えるしってるか おまもりさんしんは げんぱちだぶるぶれいずでしぬ
6戦目 ピカゼク 勝ち
最近のピカゼクってセキタンの弱点回避にミュウミュウが入ってて、それがスタートだったので超ミュウミュウかと思ってしまいました。先手のデデンネを防ぐ+相手の手札確認も兼ねてクチートでけん制したらワタシラガを引きずり出すことに成功しました。この際、雷エネが何枚か見え、事故ハンドなのと雷デッキなのが確認できました。相手はデンジからタッグコールを使うゆっくりとした動き。即座に三神でオルターを決めその次も殴られなかったのでワタシラガを食いました。デデンネも裏にいた為、勝ちかなと思っていたらスタンプビリリターンで三神がロックされました。返すターンに入れ替えできず、ふとうエンド。本来ならこの後でワンラビ+タッグボルトで捲る予定だったのでしょう。ピカゼクのフルドライブで前にエネが付きました。三神でピカゼクに削りを入れて相手にターンを回します。GX権はすでに使っており、場にはうねりがあって詰みに近い盤面になっていました。結局捲れず負け。この試合でサンマとワンラビを止めたのでうねり2投が偉く感じました。
7戦目 三ザシ 負け
この試合は試合内容意外に色々思うところがありましたがここに書くべき内容でもないと思うので書きません。
試合内容も無いがな。
スタート。後手。
手札にいれかえいれかえつけかえソーサーボス鋼エネ
ここでスタートしたポケモンは
お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前お前
この後3ターンぐらいドローゴーしてブレイブキャリバーを食らって負けました。
まいあがるってザシアンに対して使うと2点しか乗らないんですね。
許さん。
一枚パックから引けたから光らすとかそういうのはもう二度としないと誓ったのであった・・・
DAY2出場の権利が無くなったので僕のCL横浜はここで終わりました。
二日目はもう三ヶ月前ぐらいから壊れている財布を横浜で新調したり、中華街で遊んでみたりしたかったですが気付いたら会場にて残った一門の応援をしてました。
会場では熱い熱戦が繰り広げられていますが僕とれーみんさんはロビーでクダ巻いてました。
三ザシでれーみんさんをぼこぼこにしようと思ったら全敗しました。
ところで、会場には普段お会いできないポケカ戦士達がたくさんいらっしゃいます。
時々会っているとはいえ久しぶりな大阪のあし湯君を始めとした関西の友達、あんまし顔を合わせない地方のフォロワー様等々たくさん会いたい方がいます。(ツイッターの人は顔が分からんからアイコンを首から下げるかハンネ分かるようにするかアイコンを自撮りにしてくだしあ・・・)
今回はその中から僕がとっても嬉しかった出会いを二つ紹介。
まずは
Twitterでお馴染み 「TCGプレイヤーの日常」を執筆しておられる井上先生と出会いました。お友達のラーメン氏も一緒にいらっしゃいました。すごい。
まあこの試合もぼこぼこにされたんですけどね。
またどこかでお会いしましょう。
さてもう一つなんですが、帰り際の事でした。
全然知らない方から「よつぎさんですか?」と声をかけられました。
ポケカの大会の会場なので、例えば大会で対面した相手にプレイマットを見られたりした時に一方的に相手から知られている事はよくあります。
盤外で不意に話しかけられるのは初めてだったのでなかなかびっくりしました。
さて、お話を伺ってみるとどうやら「よつぎ個人のファン」らしいのです。
最初全然意味が分かりませんでした。
よつぎ一門というチーム自体のファンならまだ話が分かります。
例えばハレ君のファンならわかります。日本2位に甘いマスクと誠実な性格。人を惹きつける魅力たっぷりです。
れーみんさんでもわかります。彼もまた甘いマスクの持ち主。聡明で時々漏らす下ネタがチャーミング。
でも僕のファンってなんだ(困惑)。顔面に関してはあれだぞ、全然知らんFF外のやつから陰キャだのチー牛だの散々な言われようだぞ。発言の8割は適当だぞ。恐るべき低知能を傲慢さで味付けしたうんこの擬人化みたいなもんだぞ僕。
こういうトラップか何かかと思ったんですがほんとっぽいんですよね(激失礼)。
確認したらちゃんと僕の事フォローして頂いている方でした。
だんだん嬉しくなってよつぎは感激に感激してしまいました。
(よつぎはドが付く程の単細胞なのでおだてられるとすぐ気を良くします)
一緒に写真を撮って頂きたいとの事でしたのでその場にいた一門メンバーも合わせて記念撮影をしました。
わーい。(僕だけ顔面の出来が悪いですね・・・)
つむらさんという方でした。喜んで頂けたようで幸いです。
またどこかでお会いできると僕もとてもうれしいです。
この出来事が嬉しくてUEDにこの話をしたら「そんなの僕でもいますよ」と言ってきました。どんな人なのかと聞いてみると「風俗の行きすぎで自己破産した人」らしい。やっぱUEDのファンはUEDのファンだった。
というわけでもっと色々あったんですけど今回の記事はここまで。
ほぼコラ画像の為に書いたみたいな内容ですねこれは・・・
それでは、良いポケカLIFEを~
※写真使用やブログの文言に問題があれば連絡いただければ修正いたします。